ジェネピック QA

Q1.「そもそもジェネピックとはどんな薬なのですか?」

ジェネピックは、抗癌・抗腫瘍特性をもつハーブを
主体としたサプリメントです。70種類のビタミン・ミネラル、32種類のハーブ、そして16種類の酵素がブレンドされた植物ベースのサプリメントです。
抗がん剤や分子標的薬のような薬物ではありません。

Q2.「ジェネピックはどのような働きでがんに効くのですか?」

 がん細胞は、ブドウ糖しか利用できないことが、以前から分かっていました。このブドウ糖のとりこみをブロックできれば、がん細胞は消滅します。一方、正常な細胞は、ブドウ糖だけでなく、脂肪からもエネルギーを利作り出すことができるので、ブドウ糖の取り込みをブロックされても影響はありません。このブロックする成分としてアセトゲニンという物質が発見され、ドリアンの種などに多く含まれていることが分かりました。ジェネピックは、この成分を有しているので抗がん作用があると考えられています。

Q3.「ジェネピックに副作用はありますか?」

 ありません。ジェネピックは、抗がん剤のように、正常な細胞に直接障害を起こすようなことは、ありません。ただし、ジェネピックにより、がん細胞が死滅して毒素が放出されます。この毒素により、いくつかの症状が出現します。
 有効率96.19%の結果となったマレーシアでの乳癌試験では、服用1ヶ月目の症状として、倦怠感(100%)、頭痛(65%)悪心(22%)、膨満感・四肢の腫脹(18%)、皮疹(15%)関節のこわばり(10%)、下痢(8%)、胃けいれん(2%)が見られました。

 しかし、服用開始12日目には80%以上の症状が消失。その後、倦怠感は引き続き治療期間においても見られる場合もありますが、次第に軽減していきました。
 日本での使用で、症状を弱くする方法が工夫され、
日常生活に差支えがないようにコントロールされるようになりました。
 一方、ジェネピックの服用により、むしろエネルギーレベルの上昇を感じた方も、治療期間を通じて半数ほどいました。

Q4.「手術の前後やがん剤との併用は可能ですか?」

はい、可能です。抗がん剤にジェネピックを併用することで、脱毛や吐き気、食欲低下、そして白血球減少といった免疫力を低下させる抗がん剤の副作用が減らせることがわかってきました。

Q5.「ジェネピックは乳癌と前立腺癌以外でも効果が期待できるのでしょうか?」

はい、現時点において、ほぼすべての癌に適応があると考えます。がん細胞が増殖していくためには、がんのタイプによらず糖分からのエネルギーが必要なため、この取り込みを遮断するアセトゲニン類の成分をもったジェネピックは有効であると考えるからです。 現在までの研究により、このアセトゲニン類が、乳癌や前立腺癌以外にも、卵巣癌、大腸癌、肺癌、肝臓癌、子宮頚癌、リンパ腫、膵臓癌などの腫瘤細胞にも効果を示すことがわかっています。さらに皮膚がんや脳腫瘍にも良好な結果が得られたという米国での症例報告も出ています。

日本国内の成績では、乳がん、前立せんがんの有効率が50%ていど、その他のがんで、30%程度でした。ただ、副作用がほとんどないこと、日常生活も正常に遅れることを考えるとすばらしい成績と考えます。絶対に効果が出るとはいえませんが、有効な治療の一つと考えます。

Q6.「ジェネピックは、早期がんでも効果があるのでしょうか?」

はい、あります。アメリカからは、すでに
「抗がん剤治療にジェネピックを併用することで、乳癌や前立腺癌はもちろん他の癌症例に対しても、またもっと病期の早いステージⅠやⅡ、Ⅲの症例に対しても、予後や再発予防に良い結果が出る」という報告も出ています。

Q7.「ジェネピックの治療をする上で、一緒にできない治療はありますか?」

ありません。
 以前は、高濃度ビタミンC点滴療法や超高用量(1日推奨通常量の100倍以上)、高用量レートリル(アミグダリン:B17)は、一時期、併用禁止とされていましたが、アメリカでの治療結果より、併用可能となりました。

Q8.「ジェネピックの服用方法は?」

 基本的には、1回1包(粉状9.4グラム)を朝晩の食前または食後の1日2回の服用になります。コップ1杯(200ml)程の水(新鮮な果物や野菜を絞ったジュースなども可)に溶かして飲みます。少量の水ですと溶けにくいです。プロテインのシェイカーなどを使用するとよく溶けます。 患者様の状態によって、主治医の判断で1日1回3分の1から2分の1包や1包からスタートし徐々に増量することもあります。

Q9.「ジェネピック治療経過中に腫瘍マーカーが増加することがあるのですか?」

 腫瘍マーカーの増加は、一般には、がんの増大を意味しますが、ジェネピックを使用した場合、がんが崩壊して、腫瘍マーカーが増加することがあります。ジェネピック服用開始4~6週間後になると、がんに対する効果が現れ始め、一時的ですが、腫瘍マーカーが増加することがあります。
 効果の見られる症例においては、ジェネピック服用4ヶ月以降になると、通常、がん細胞の死滅とともに通常腫瘍マーカーの減少が見られ始めます。(※腫瘍マーカーの増加のないがん症例もあります)したがって、がんの進展有無を確認するには、服用開始4ヵ月以降の腫瘍マーカーの値を参考にすると良いと考えます。 またCTやMRIなどの画像検査においては、効果のあった症例の場合、腫瘍マーカーの減少が始まった時期よりも、やや遅れてからがんやリンパ節などの腫瘤の縮小変化が通常見られます。

Q10.「ジェネピックによる治療は保険適応となりますか?」

 いいえ、保険適応にはならず、すべて自由診療(自費診療)です。
 治療期間中に服用するジェネピックの代金、その他基本的に月1回の定期的な診察および血液検査等含めすべて自由診療(自費診療)となります。

 当院では、保険が可能な他院での検査をお勧めしています。

Q11.「ジェネピック購入の領収書が欲しいのですが?」

 ジェネピックは、海外の医薬品の個人輸入のため、領収書は出せません。

「ジェネピック使用契約書 兼 申込書(クリニック名が記載されています)」
「ジェネピック代金の振込明細」

 この2つが、支払い証明の代わりになります。よって、確定申告や、税務控除で使いたい場合には、「海外からサプリメントを購入して、自分の治療として使った」ことを記載して、上記2点を税務署に提出して下さい。
 上記の「ジェネピック使用契約書 兼 申込書」には ジェネピック治療を担当したクリニック名が記載されていますので、治療用としてサプリメントを輸入したことの証明に使えると思います